花咲くいろは 第1話「十六歳、春、まだつぼみ」
・花咲くいろは今までとは違う自分になりたかったという夢は、急に現実となりました。
私、松前緒花の平凡な日常は1日にしてドラマチックな展開を迎えたのです。
通い慣れた、それでいてあまり愛着のない街を出て、
話したことや会ったこともない祖母の元で暮らすのです。
大正浪漫あふれる温泉旅館・喜翆荘(きっすいそう)。
そこで出会う人たち。
花の芽が地上に出て新たな世界を知るように、
私も、今までとはまったく違う、新しい生活を始めます。
それは辛いことかもしれません。
でも、めげても、くじけても、泣きじゃくっても明日は来るんです。
だからこそ私は頑張りたいんです、そして輝きたいんです。
太陽に導かれるよう咲く花のように
いつか大輪の花を咲かせられるように……。
【第1話 あらすじ】
突然、母、皐月(さつき)から「夜逃げをすることになった」と伝えられた松前緒花(まつまえ・おはな)。
母親から手渡されたのは“喜翆荘”(きっすいそう)という名と、電話番号が書かれた一枚の紙切れだけ。
住み慣れた街、母親、そしてクラスメイトの種村孝一(たねむら・こういち)に別れを告げ、
まだ出会ったことのない祖母がいる街で暮らすことになった緒花は、
海岸線を走る列車からの景色を見ながら、これから始まる新たな生活に思いをはせるのだった。
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突然のクラスメイト孝一からの告白、突然の別れと突然続きのまま緒花は祖母のいる旅館に厄介になることに。
見た目は洒落た“喜翆荘”。しかし、そこに不似合いな草が。
雑草かと思い抜き始める緒花。そこへ見知らぬ女の子が二人。
「みんち」と呼ばれた女の子は突然緒花に「死ね」と言い放つ。
そんなに軽々しく「死ね」と口にするなってネクラマンサーな人に怒られるぞwww
それもそのはず、それは雑草などではなく「みんち」こと民子が大切に育てていた野蒜(のびる)だったのだから。(のびるの説明はWikipedia「のびる」の項から)
それをきっかけに今までと違った緒花が期待していたドラマチックな展開とはかけ離れていくのだった。
祖母であり女将でもあるスイは緒花を孫としてではなく一従業員として厳しく当たる。
そして、死ねといった民子は仕事はしっかりとこなし、「働く」事を前提に来たわけではない緒花との違いを目の当たりにさせられる。
ある日、緒花が疲れている民子のためにしたことが客に迷惑をかけてしまい、緒花、そして民子が女将の元に呼ばれることに。
直接は関係のない民子が女将に叩かれ。
それを見た緒花は、自分のせいだと進んで叩かれに。
女将は厳しいと愚痴る緒花に対して、全然分かってないと怒る民子。
2人の距離はまだまだ遠い…。
「なこち」こと菜子も民子とは違ってなかなか難しい子ですし、今後も現実との厳しさに直面していくのか?
学園パートなどがあったら東京とは違う現実に直面するのか?
今までの作品とは違い妙にリアルな感じがしますね。普通に実写ドラマとかでもいいような気もしますが…。
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