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山田参助 『あれよ星屑』(全7巻)

・読破したもの
03 /05 2020
 ポットです。
 久々に読んだ本の感想でも。





 全7巻。以下、あらすじ。

 敗戦直後の焼け野原の東京で復員兵である川島徳太郎は、闇市で雑炊屋を営む傍らで酒に溺れる毎日だった。そんな折に軍隊時代の部下である黒田門松と偶然再会する。黒田へ故郷に帰るように勧めるものの、若さに感けて無鉄砲に生きる黒田は川島の変貌ぶりに驚きながらもそのまま居着いてしまう。
酒に浸り死を見つめる男と生に翻弄される男二人、それを取り巻く人々の現在と過去の物語である。 (Wikipediaより引用)

 一度途中まで読んでいて買い足した以降、ずっと積み本になっていた作品であります。
 舞台は戦後日本、焼け野原になった東京です。
 復員兵の元一等兵黒田門松、その上官の川島徳太郎が闇市で偶然再会するところから物語がスタートします。
 
 戦後日本の雰囲気がひしひしと伝わってくる作画、闇市、パンパンガール、進駐軍慰安婦など中々教科書では学ぶことのない戦後日本がこの作品の中にはあります。戦時中、戦後の風景が交互に描かれ、その中で戦争から生き残ったことによる川島の苦悩や強く生きようとする門松を始め様々な登場人物の姿が、時折コミカルに、シリアスに生き生きと描かれ、飽きることなく終盤まで読み進めることができました。

 戦争漫画だとどうしても戦時中の話、戦争の悲惨さなどが描かれがちですが、戦後すぐのこうした微妙な時代を描く作品ってなかなかないと思うんです。しかしながらこの時代で生き永らえ、そこからどう生きるかというものを表現し、魅力ある漫画に仕上げている。話題に上がった本ではありますが、まだ未読の方はぜひ読んでいただきたいと思います。

 うまくまとまりませんが、この辺で失礼します。
 
 

 
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